二重あご・たるみ・ほうれい線、ストレートネックが顔に与える影響
高価な美容液を使っても、フェイシャルマッサージに通っても、なかなか改善しない、顔のたるみや二重あご。その根本原因は、実は、顔そのものではなく、あなたの「首」にあるのかもしれません。ストレートネックによる頭部の前方シフトは、美容の大敵である、様々な顔の老化現象を、直接的に引き起こし、加速させます。まず、最も顕著に現れるのが「二重あご」と「首のシワ」です。頭が前に突き出すと、顎の下にある、皮膚や筋肉(広頸筋など)が、常にたるんだ状態になります。この緩んだ部分に、脂肪が蓄積しやすくなったり、皮膚そのものが伸びてしまったりすることで、シャープだったフェイスラインは失われ、くっきりとした二重あごや、年齢を感じさせる首の横ジワが刻まれてしまうのです。次に、顔全体の「たるみ」と「ほうれい線」です。頭部が前方に傾くと、顔の皮膚や、表情筋を支えている筋膜(SMAS筋膜)も、常に重力によって、前方および下方へと、引っ張られ続けることになります。この持続的なストレスが、頬のたるみや、口元のほうれい線、そして、マリオネットラインを、深く、くっきりとさせてしまうのです。さらに、見過ごせないのが「エラ張り」や「食いしばり」との関係です。頭を前で支えようとして、首の横にある胸鎖乳突筋などが過剰に緊張すると、その緊張は、顎の関節や、咬筋(噛むための筋肉)にまで伝わります。これにより、無意識のうちに歯を食いしばる癖がつき、咬筋が異常に発達して、顔が大きく、エラが張って見える原因となるのです。また、血行不良により、顔色が悪くなったり、くすんで見えたりすることも少なくありません。ストレートネックを放置することは、あなたの見た目年齢を、実年齢よりも、何歳も上に見せてしまう、最大の要因となり得るのです。