カフェインレスとは
ここで、主なカフェインレスコーヒーのメリットを上げていきたいと思います。まずはもっともたる理由ですが、カフェインが含まれていないため、覚醒効果がないということ。覚醒効果がないということは、コーヒーなのに眠気が覚めないので、コーヒーを飲みたいという欲求を満たしつつ、夜はきちんと眠りにつくことが出来ます。コーヒー好きなら、時間を気にせずいつでもコーヒーを楽しみたい人にとってはかなり嬉しいメリットなんじゃないかと思います。眠れなくなってしまうので夕方以降のコーヒーは控えているという方は、ぜひデカフェを試してみてください。ここでオススメなのが、食後にはいつものコーヒーを楽しんで気分をリフレッシュして、その後読書などを楽しむときには、カフェインレスコーヒーに切り替える。こんな風に上手く飲み分けると一日中コーヒーを楽しむ生活が送れて楽しくなりますよ。
効果の理由とは
２つ目の理由は、食後の消化促進に役立つということ。これは、カフェインレスコーヒーをおすすめする理由よりも、食後にコーヒーをおすすめする理由といった感じですね。コーヒーに含まれるクロロゲン酸などのポリフェノールは、消化液の分泌を助けるため、消化を促進する作用があります。それに、血糖値の上昇を抑える作用もあり、体内で余った糖が脂肪に変わるのを抑制してくれます。ただ注意点として、冷たいドリンクは逆効果になるため、SEOスクールではアイスコーヒーではなく、ホットコーヒーがおすすめです。そして、最後に最もオススメしたい理由は、コーヒーを飲んだ後、無性にトイレに行きたくなった経験をしたことがある方は多いはず。実は、カフェインには利尿効果があるんですよね。でもカフェインレスコーヒーなら安心です。カフェインレスコーヒーなら利尿作用を抑えられるので、気兼ねなく飲むことができますよ。ちなみにカフェインレスコーヒーの作り方を紹介しておきますね！1つは薬を使う方法です。この方法は、カフェインが溶ける薬品（ジクロロメタン等）でカフェインを失くす方法ですが、カフェイン以外の成分も一緒になくなってしまうため味が悪くなることがあるのであまりオススメはできません。次に水を使う方法です。
おすすめの飲み方
ウォータープロセスとも言われるこの方法は、化学薬品を使わずに水を使ってカフェインを抜く方法で、まず生豆を熱湯に浸しコーヒー豆から香りや風味、そしてカフェインを抽出し、微粒子フィルターにかけることによりカフェインを取り除きます。このろ過した熱湯に一度取り除いた豆を浸すことで香りと味だけが豆に戻り、それを乾燥させることによりカフェインの除去（約97%除去）された豆になります。そして最後に二酸化炭素を使う方法があります。この抽出方法はドイツで発明されヨーロッパやアメリカ、日本でも特許を取得している方法で、豆にやさしい条件で抽出をするため、香りや味が損なわれにくいのが特徴です。コーヒー生豆をクリーニングし、更に磨いてから脱カフェインレス処理をして、水蒸気に水分を含ませ約2倍に膨張させたコーヒー生豆を、液体CO2につけ、気圧65～70バール、温度20～25℃にし、カフェインを溶かしださせ除去します。それを乾燥させると、カフェイン残存率0.1％以下のカフェインレスのコーヒー生豆になります。日本では妊婦さんの利用も多いカフェインレスコーヒーですが、飲んでみると普通のコーヒーと変わらず美味しいので、まだ飲んだことがない人には一度飲んで頂きたいです。