年に2、3度はお世話になることの多い近所の内科医院の先生は、物腰が非常に柔らかくて常に優しい笑顔が印象的です。この先生が不機嫌そうな表情をしている日というものにかつて出会ったことがありません。上から目線のお医者さんが多い中で、この先生のほっこりした優しさは病気の時にはとても癒しになります。病気の時というのはどうしても気持ち的に不安が大きくなって不安定な精神状態にもなりがちですが、先生に会うと大きな安心感に包まれる感じになります。これは先生から自然に滲み出てくる生まれつきの人格なのだと思います。医者と患者の間には、信頼関係が築けないと正しい治療も行えないと考えているのでこういったお医者さんはとても貴重な存在です。もちろん優しいだけでなく診断も常に的確なので、どんな病気になってもこの先生がいれば大丈夫という大きな安心感につながっています。この医院はこのような素晴らしい先生がいるということで常に待ち時間が長いのですが、それでも足を運ぶのは、この先生でなければダメという絶大な信頼感によるものだと言えると思います。