セルフチェックで、自分のストレートネックが中等症や重症レベルにある可能性が示唆されたり、あるいは、軽症であっても、日常生活に支障をきたすような、つらい症状に悩まされたりしている場合、もはや自己流のストレッチやマッサージだけで、根本的な解決を図るのは困難であり、危険ですらあります。それは、あなたの体が発している、専門的な助けを求めるべき、明確なサインです。では、どこに相談に行けば良いのでしょうか。まず、最も基本的な相談先は、「整形外科」です。整形外科では、レントゲン撮影によって、あなたの首の骨(頸椎)が、本当にまっすぐになっているのか、あるいは、ヘルニアや骨の変形といった、他の病気が隠れていないかを、客観的に診断してくれます。これが、全ての治療の出発点となります。診断の結果、ストレートネックが原因であると判断されれば、痛みや炎症を抑える薬(消炎鎮痛薬や筋弛緩薬)が処方されたり、首の牽引や電気治療といった、物理療法が行われたりします。そして、多くの場合、併設されたリハビリテーション科で、「理学療法士」による専門的なリハビリテーションを受けることになります。理学療法士は、硬くなった筋肉をほぐす徒手療法や、正しい姿勢を取り戻すための運動療法(エクササイズ)を、あなた一人ひとりの体の状態に合わせて、オーダーメイドで指導してくれます。また、より積極的に、体の使い方そのものを根本から改善したいと考えるのであれば、「ピラティス」の専門スタジオで、経験豊富なインストラクターの指導を受けるのも、非常に有効な選択肢です。特に、リフォーマーなどの専用マシンを使ったピラティスは、首に負担をかけることなく、体幹のインナーマッスルを安全に鍛え、正しい骨格アライメントへと導いてくれます。重要なのは、一人で抱え込まず、信頼できる専門家という「伴走者」を見つけること。それが、つらい症状からの、最も確実な出口へとあなたを導いてくれるはずです。
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