膝痛に効く四大ツボ、まずはここから押さえてみよう
数あるツボの中でも、特に膝の痛みに効果が高いとされ、かつ、自分でも見つけやすく、押しやすい、代表的な「四大ツボ」をご紹介します。膝の不調を感じたら、まずは、この4つのポイントから、優しく刺激を始めてみてください。一つ目は、膝のお皿のすぐ下、外側のくぼみにある「犢鼻(とくび)」です。犢(子牛)の鼻に似ていることから名付けられたこのツボは、膝の痛みの特効穴として、古くから知られています。膝関節の炎症を抑え、腫れや痛みを和らげる効果が期待できます。二つ目は、その犢鼻と対になる、お皿のすぐ下、内側のくぼみにある「内膝眼(ないしつがん)」です。犢鼻と合わせて「膝眼(しつがん)」とも呼ばれ、この二つを同時に刺激することで、膝関節内部の血行を強力に促進し、動きを滑らかにします。三つ目は、膝のお皿の内側の上端から、指幅3本分ほど上に上がった、太ももの内側の筋肉が盛り上がっている場所にある「血海(けっかい)」です。その名の通り「血の海」を意味し、血行促進の要穴です。特に、冷えや血行不良による膝の痛みに効果的で、滞った血の流れを改善し、痛みを和らげます。女性の場合は、婦人科系の不調にも用いられる重要なツボです。四つ目は、膝の真裏、ちょうど膝を曲げた時にできるシワの真ん中にある「委中(いちゅう)」です。「腰背は委中に求む」という東洋医学の格言があるほど、腰から下の痛み全般に効果が高いとされるツボです。膝の裏側の痛みや、こわばり、むくみの解消に役立つだけでなく、腰痛の緩和にも繋がります。これらのツボを、「痛気持ちいい」と感じる程度の強さで、ゆっくりと5秒ほど押し、ゆっくりと離す、という動作を、数回繰り返してみてください。お風呂上がりなど、体が温まっている時に行うと、より効果的です。