「自分はスマホ首かもしれない」。そう感じていても、実際に自分の首がどのくらい歪んでいるのかを、客観的に把握するのは難しいものです。しかし、壁一枚さえあれば、誰でも簡単に、自分のスマホ首の進行度をチェックできる、非常に有名なセルフチェック法があります。それが「壁立ちテスト」です。このテストで、自分の首が発している危険信号を、早期に察知しましょう。まず、平らな壁の前に立ち、かかと、お尻、そして左右の肩甲骨(背中の出っ張った骨)の三点を、壁にぴったりとつけます。この時、無理に胸を張ったり、顎を引いたりせず、できるだけ普段通りの、リラックスした自然な姿勢を心がけてください。そして、この三点を壁につけたままの状態で、後頭部が自然に壁につくかどうかを、冷静に確認します。この結果で、あなたのスマホ首の重症度を、ある程度、推測することができます。【軽症レベル(予備軍)】後頭部が、意識しなくても、自然に壁につく。または、少しだけ顎を引く意識をすれば、苦もなくつけることができる。この段階であれば、まだ大きな歪みはありませんが、スマホ首の予備軍と言えます。油断は禁物です。【中等症レベル】後頭部が壁から離れており、つけるためには、かなり強く顎を引いたり、肩を無理に後ろに引いたりする必要がある。または、つけても、首や背中に強い張りを感じて苦しい。この場合、ストレートネックが、かなり進行している可能性が高いです。【重症レベル】どう頑張っても、後頭部が壁につかない。あるいは、無理につけようとすると、首や背中に痛みやしびれを感じる。このレベルになると、スマホ首が重症化し、様々な身体の不調を引き起こしている危険性が極めて高い状態です。この簡単なチェックで、もし中等症以上に当てはまるようであれば、もはや「いつものこり」として見過ごせる段階ではありません。それは、あなたの体が発している、専門的なケアを求めるべき、明確なSOSサインなのです。
あなたは大丈夫?壁一枚でできるスマホ首セルフチェック