ドラッグストアの棚には、無数の膝痛サプリメントが並び、一体どれを選べば良いのか、途方に暮れてしまう方も多いでしょう。高価な買い物で後悔しないために、広告のイメージだけでなく、製品の品質を客観的に見極めるための、5つのチェックポイントをご紹介します。第一に、「機能性表示食品」であるかどうかです。サプリメントは、一般の「健康食品」と、国に届け出を行った「機能性表示食品」に大別されます。機能性表示食品は、事業者の責任において、製品の安全性と、機能性に関する科学的根拠を、消費者庁に届け出たものです。国の審査を受けた「特定保健用食品(トクホ)」ほど厳格ではありませんが、「膝関節の可動性をサポートします」といった、具体的な機能を表示することが許可されています。これは、少なくとも企業側が、何らかの科学的データに基づいて製品を開発しているという、一つの目安になります。第二に、「有効成分の含有量」です。パッケージの表面だけでなく、裏面の成分表示を必ず確認し、グルコサミンやコンドロイチンといった主成分が、1日の摂取目安量あたり、何ミリグラム含まれているかをチェックしましょう。研究で一定の効果が示唆されている目安量(例えばグルコサミンなら1500mg/日)に、きちんと達しているかどうかが重要です。第三に、「成分の組み合わせ」です。単一の成分だけでなく、相乗効果が期待できる複数の成分(例えば、軟骨成分+抗炎症成分)が、バランス良く配合されているかも、製品の設計思想を見る上で参考になります。第四に、「品質と安全性」です。GMP(適正製造規範)認定工場で製造されている製品は、品質管理が徹底されているという、安心の証です。最後に、「継続可能な価格」です。サプリメントは、薬と違って、即効性はありません。効果を見極めるためには、最低でも3ヶ月から半年は、毎日飲み続ける必要があります。無理なく続けられる価格帯の製品を選ぶことが、結局は最も重要なポイントとなるのです。
後悔しないサプリメントの選び方、5つのチェックポイント